ファンダメンタル投資にもデメリットがあります。
1、まず、デメリットは結果がでるま
でに時間がかかる
長期投資なので、どうしても結果、つまり損益がでるまで
に時間がかかります。
もともと、一年以上とかそういうスパンなので、
資金効率が悪くなってしまうのです。
2、次に、株価がファンダメンタルを常に織り込む
とは言い切れないということです。
いい例が、80年代に日本のバブル景気で、不動産、株価が
異常なまでに高騰しました。
企業の業績やファンダメンタルの判断材料からしたら
ありえないレベルにまで上昇したのです。
具体例として、皇居の土地の推定価格が当時のアメリカの
カリフォルニア州全部の地価よりも高くなったそうです。
3、長期投資ができるのはなくなってもよい余裕資金のみ
会社員やその他若い方で、それほど多くの余裕資金のある方が
多くありません。
たとえば、現物株でトヨタを買うとしても、最低取引単位で、
かつ08年の11月のように暴落している時期ですら、
30万くらいかかります。
長期投資するにしても、複数以上の銘柄に分散したりするので、
百万単位での余裕資金、なくなってもよい資金があれば長期投資できます。
4、リスクとリターン
どれくらいのリスクがとれるか、どのくらいのリターンを求めるかは
個人個人の状況で違います。
しかし、長期投資の場合、年率が20%を超え続けるのは、
スーパークラスのヘッジファンドです。
個人投資家で同じようなリターンを長期投資でたたきだせる方は
多くはありません。(ただし、バブルの時期を除きます)
更に、派遣や会社員で働いている方々は、
何千万も自己資金があることは少ないので、
数百万単位で運用し、年率7%としても、
年間の収益は数十万程度です。
自己資金が1億以上などある方の場合、年間で5%でもリターンを
出せれば、それだけでも生活できるくらいの金額です。
しかし、多くの方はそんなに自己資金はないので、
低いリターンでは生活の不安を打ち消すところまでは
いきません。
ファンダメンタル投資にも、値動きの方向性に
かけるトレーディングにもどちらにして
も緻密で本質的で、自分の強みを生かし、
膨大な努力、規律、勉強などが求められます。