本来、投機も投資も利益を得るという目的は一緒です。
しかし、その性質は少し違いがあります。
投機と投資
「投機」とは、機に投じること、つまり、タイミングにお金
を投じることになります。
投機は価格が上がるとか下がるといったことに賭ける
ことになります。
つまり、自分の投資対象の価格の方向性に賭けるのが投機の本質です。
たとえば
金融株という投機の対象があったとすると
何らかの理由で、金融株があがるという根拠をつかむ
金融株を買って、実際にあがる
またはどんどん下がる
これが価格の方向に賭けるということです。
鉄鋼株という投機の対象があり
何らかの理由で、鉄鋼株がさがるという根拠をつかむ
鉄鋼株を空売りする
そのまま株価がさがる
あるいは株価があがり損をする
これも価格の方向にかけるということです。
つまり、投機=価格の方向性に賭ける事で利益を図る
という理解で大丈夫だと思います。
それに対して「投資」は資本が生み出すものを利益としてとるため
に資本に投じることです。つまり、文字通り、投資です。
その投資対象の内容がよくなければなりません。
資本を投下するというのは、部分的に会社のオーナーになる
ということです。
たとえば、その会社が発行している株数の20%を買えば、
その会社の権利の20%はあなたのものです。
あなたは20%分のオーナーです。
たとえば、
C社という会社はこれからどんどん成長が見込めるという
何らかの根拠を抱く
C社の株を買う
C社の株価はあがり、配当金ももらえる
これが投資の典型です。
ざっくりとした説明ですが、さらに、株を買い増しして、
発行されている株式で議決権を有するものの50%以上の
株式を保有すると、その会社の経営権を掌握できます。
ホリエモンとフジテレビの間で色々ありましたが、ようはそん
なことをしていたんですね。
会社の経営権の実権を握るために、株式の公開買い付けを
したりすることもあります。
または、敵対的買収をしかけることもあります。
会社とその会社を買いたい人たちのほかに、第三者的な株
主もいるために、常に公開買い付けが成功するとはいえません。
ブルドックソースをスティールパートナーズというファンドが
公開買い付けをしようとした際も失敗しましたし、
楽天がTBSを買ったときもうまくいっておりません。
それどころか、楽天の株価が06年より低迷しているために、
動きをとりづらい状況にすらなっております。
大口の投資家ですらこうなのですから、投資をする際には色
々な周到な意思決定のためのシュミレーションが不可欠です。
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