あまり個人投資家の方には有名ではないですが、
日本には国債先物という金融商品があります。
日本国債を、将来のある決められた期日に、
今の時点での価格で、債券を売買する取引です。
国債先物は、大口の機関投資家やヘッジファンドなど、大きな資金を動かす
投資主体、それもプロの投資主体に非常に人気の高い金融商品です。
この国債先物も証拠金取引なので、小額の証拠金を積んで、
大きな取引金額を動かすことが可能です。
ただし、日経平均先物より、一枚あたりの単価も高いために、
それほど個人投資家向けとはいえません。
現在ほとんど個人投資家の取引参加者はおりません。
本来、国債は利率や償還など、色々な取り決めがあります。
が、国債先物では、標準物といい、それらが平準化された方式で
売買がなされています。
国債先物で、一番多くの取引高を誇るは長期国債先物です。
日経新聞の市況欄にも、長期国債の価格、金利が表示されています。
多くの投資家にとって、国債先物は債券のベンチマークです。
投資の基本として、債券が下がるときは、金利があがり、株価、
不動産などもあがります。
これは景気がよいということにあたります。
逆に、債券があがるときは、金利がさがり、株価や不動産も下がります。
これは景気がよくないということです。
つまり、債券の価格と株価は逆相関です。
その性質をついて、何らかの理由で株も債券も価格が上昇している、
あるいは株も債券も価格が下がっているというときは、株か債券か、
どちらかが動きが修正されるという事です。
その性質を利用して、ヘッジファンド等が、割安な方を買い、
割高な方を売ることで、
ローリスクで収益化を図るような動きをします。
日経平均先物のトレーディングに間接的に関係してきます。
長期国債先物を大きな時間軸のトレンドをよくみておいた方が
景気や金融市場全体の方向性がわかりやすいかもしれません。
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