先日、破綻の噂のあったギリシャについに信用不安が形になりました。
ギリシャの国債を保有しているといわれている、欧州の金融機関を中心に株式市場が下落しております。
一説には、ドイツの金融機関全体で、4.7兆円前後のギリシャ国債を保有しているといわれております。
今後のシナリオとして、一番よくないのはギリシャ国債を保有している金融機関の信用評価に低下により、
キャッシュフローの目詰まりがおこることです。
約2年前のリーマンブラザーズ証券が破綻した際も、直接的には運転資金が底をつき、キャッシュフローが目詰まりをおこしたからと
いわれております。
その証拠に、破綻直前にはどの金融機関も資金の貸し出しを避けてしまっております。
リーマンショックから、欧米の金融機関は劇的に収益を回復させたところもあるので、せっかくの回復基調に水がさされてしまうのは経済成長の観点からはやや残念です。
(昨年の四半期決算で、ゴールドマンサックスは3ヶ月で30億ドルの収益の回復を実現しております)
なるべく、特に信用不安なども起きないことを願うばかりです。