08年に入り、ガソリン価格が上昇したことで
影響を受けた方もいらっしゃると思います。
色々な要因が考えられますが、その一つとして、
ニューヨークのWTIの原油先物価格の上昇があげられます。
近頃、中国やインドなどの新興国の経済成長が著しい中で、
原油価格は上昇していきました。
そのことに、運用会社や年金基金やヘッジファンドが注目し、
原油先物に買いを入れる動きが続きました。
元々、原油先物市場は、株式市場ほど出来高の多いもの
ではないため、資金の流出入により価格変動がおきやすい
性質があります。
結局、WTI原油先物は、140ドルを超える価格までに上昇しました。
一年強で、二倍以上に価格が暴騰しました。
しかし、その後半年で、40ドルを切るところまで下落するなど、
非常に価格の変動が激しくなりました。
株でもそうですが、バブルの崩壊時期は価格の乱高下が
非常に激しくなり、そして下落していきます。
何が原因として考えられるかというと、やはり資金を運用
する側の問題があげられます。
株価の暴落により、運用資金を現金化するため、原油も
売って損切るしかない状況に追い込まれ、売りが売りを
よぶスパイラルのような現状です。
米国株のみならず、日経平均にも影響があります。
また、企業業績に関しては、原油の下落の影響で今まで
よりもコストも下がる可能性もあります。
また、デフレになる可能性もあります。
特に日本は、円高トレンドが強まりつつあるためにデフレの
問題は要注意です。